天皇皇后両陛下、パラオご訪問へ ペリリュー島で献花される予定
フジテレビ系(FNN) 4月8日(水)2時5分配信

 天皇皇后両陛下は、8日からパラオを訪問される。
訪問先のパラオは、東京から3,000km以上離れた太平洋の島国で、国旗は、日本の日の丸に似ている。
かつて日本が30年間、統治して、太平洋戦争の激戦地になった場所でもある。
 エメラルドグリーンの海に、大小500を超す島々が集まる、南国の楽園・パラオ。
 
8日からの天皇皇后両陛下のご訪問に合わせ、道路の清掃など、準備が進められた。
天皇陛下の強い思いから実現した、パラオへの慰霊の旅。
2014年、天皇陛下は「先の戦争では、300万を超す多くの人が亡くなりました」と述べられた。
 
パラオ南西部にあるペリリュー島。
1944年、日本軍およそ1万人と、アメリカ軍およそ4万8,000人が激戦を展開した。
この戦闘で、日本兵のほぼ全員が玉砕し、アメリカ兵およそ1,600人も戦死した。
そのペリリュー島から、奇跡的に生還した日本兵・土田 喜代一さん(95)。
土田さんは「グラマン(アメリカ軍の戦闘機)が、ブーッと、爆撃してから、ああ、いよいよ来たな。グアム島方向から、航空母艦が4隻、こちらの方向に向かっているから、見張りを厳重にしろよと」と話した。
 
土田さんら日本兵は、それぞれ洞窟などに潜伏し続け、終戦を知ったのは、戦後1年半がたってからだった。
ペリリュー島から生還した日本人兵士たちが潜んでいた洞窟は、入り口は、人1人の体が入るぐらいの大きさで、実際に中に入ってみると、空洞が広がっていた。
高さは1メートルぐらいしかないが、奥行きは10メートル以上あった。
 
当時の状況について、土田さんは「ああ、自分は命が助かったっていうのと、陛下(昭和天皇)の思いで助かったという思いで、半々だったんじゃないでしょうかね」と話した。
土田さんは3月、御所を訪れ、両陛下に当時の状況について説明した。
 
10年前、初めて海外への慰霊の旅として、サイパンを訪問された両陛下。
以来、思い続けてこられたパラオご訪問が、ようやく8日、実現する。
宮内庁担当の宮崎千歳記者は「戦争と向き合って、戦没者をしのんで、そして、戦争の記憶が風化されないようにしていくこと、それが天皇として、最も大切な役目だと、生涯をかけて取り組むべき役目だというふうにお感じになっているのではないかというふうに、いつもお見受けしています」と話した。
 
両陛下は、8日、民間チャーター機でパラオに入られて、親善行事などを行う。
そして9日、ペリリュー島で慰霊碑に献花をして、帰国されるという。

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