鉄砲同心動作手順

同心動作手順

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、火縄銃を右手に持ち、肩幅に足巾をあわせ、右足前に引金を身体の方にむけ整列する。

2、指揮与力の「タマゴメ用意」の号令で、左足を支点に右足を45度角になるように右足を1歩引く、そして、火ばさみを上げ火蓋をあける。

3、銃口(巣口)より口をつけ強く息をふきかけて、貫通しているか確認後火蓋を閉じる。

4、火縄銃を左手に持ち替えて、右手で胴乱(火薬ケース)より、火薬入れを取り出し紙のフタを口で取り、銃口より火薬を入れる。

5、口にくわえた紙を適当な大きさに切り長細くし、銃口に入れ、サクジョ棒(カルカ)にて軽く2〜3回突いて、圧力をかける。

6、今度は、火縄銃をもちあげて火皿に口火の火薬を入れる。台尻を叩きしっかりと火皿に入ったら、指で軽く押さえる。そして、火蓋を閉じて余分な火薬を息で吹き飛ばす。

7、引いていた足は、元の場所に戻し正対する。銃は台尻を右腰骨のところに位置し、銃は左首の付根と肩の間を通る角度に持って次の指示を待つ。火縄は常に左手の小指と薬指の間に持っている。

8、指揮与力の「火縄つけー」の合図により、右手で火縄をもち軽く三方向より息を吹きかけ余分な火縄かすを飛ばし、右手の親指と中指で火縄をはさみ、人指し指で上より軽く押さえ、気持ち後ろに引く感じで火縄を火ばさみにつける。

9、指揮与力の号令「立ち放ちねらえ」の合図より、左足を前に1歩だし、右ほほ骨のあたりに台尻を固定し、左手は火縄銃の自分の感覚で一番安定のする位置をもち、「立ち放ち」の姿勢をとる。

指揮与力号令「火蓋きれー」で火蓋をあける。

指揮与力号令「はなてー」で、右手人差し指を後ろに引くようにして引金を引く。(指は引金にかけてはならず、用心金の外側に置いておく。)

撃った後もその姿勢を維持し、指揮与力の合図により、姿勢を元の位置に戻す。

火縄銃の撃ち方の型としては、「立ち放ち」の他「腰放ち」、「膝台放ち」があります。